第2章では『パン』について詳しく解説しています。
パンは美味しいけど、怖い。。。
パンを選んでしまう理由
パンのいい香りやあのフワッとした食感で幸せな感覚になり、
一度口にしてしまうと次の日も食べたくなります。
パンもそうですが、パスタやうどんやピザ、クッキーやケーキなど
気が付くと原材料には小麦の入っているものばかりです。
パンをやめられない理由は、
小麦のもたらす多幸感で中毒症状を
起こしているからです。
その中毒症状はモルヒネに似た物質の「エキソルフィン」が原因で、
体の代謝にかかせない酵素の働きも阻害してしまいます。
「エキソルフィン」は「システイン」というアミノ酸の一種が体にとりこまれるのを阻害します。
栄養の代謝に支障が起きて、新しい細胞ができにくくなったり、
うつや精神的不安定が起こるなどの弊害が生じます。
なぜパンはだめなのか???
①パンの害の筆頭は小麦のたんぱく質『グルテン』
パンは小麦が原料で作られていて、
その小麦にはたんぱく質の『グルテン』が
多量に含まれているのですが、
パンの『おいしさのもと』であると同時に、
体を蝕む怖いものでもあるのです。
現在の小麦は以前のものとは違っており、
人の消化酵素では消化しにくいものになってしまった為、
体内に入ると異物扱いになってしまいます。
体は異物を攻撃するために、抗体を作ります。
その抗体はアミノ酸配列で敵を見分けて攻撃するのですが、
グルテンを攻撃目標として作られた抗体が
私たちの小脳の組織(グルテンとアミノ酸配列がよく似ている)を
敵と見誤って攻撃してしまいます。
小麦のグルテンに対する抗体ができることで、
アミノ酸配列が似ている臓器や小脳や神経細胞など
全身の重要な臓器や組織がターゲットになってしまいます。
➁低血糖を引き起こす!
ほとんどのパンに精白されている小麦と砂糖が使用されていますが、
このいずれも血糖値を急激に上げてしまうものです。
そのせいで、パンは二重の意味で急激に血糖値を上げ、
インスリンの分泌を増やしてしまいます。
インスリンが急激に増えた後は、その作用で血糖値は下がるのですが、
過剰に出てしまったインスリンが血糖値を下げ過ぎてしまい、
今度は低血糖になることが少なくありません。
低血糖になると、全身に様々な症状を引き起こしてしまいます。
インスリン
インスリンは、細胞に糖を取り込ませるだけでなく、
余った糖は脂肪に変えて脂肪細胞にためてしまいます。
未消化物が増えて内臓脂肪がつき、
お腹まわりが太ります。
それだけではありません。
パンを常食して高血糖が続くと糖化が起こり、
シミやしわ、動脈硬化など体の老化が加速されます。
そして、更に血糖値とインスリンの乱高下が続くと
糖尿病や認知症のリスクが高まります。
小麦を使ったパンのせいで未消化物がたまり、内臓脂肪にストックされる。
小麦の中毒性で、やめられなくなる。
悪循環です。
③小麦は全身に悪影響を及ぼす!
リーキーガット症候群
腸は、食物を消化・吸収する際、必要なものだけを通し、
不要なものは通さない機能を持っているのですが、
小麦は腸のこの様な作用を狂わせてしまいます。
様々な要因がありますが、
最も日常的な原因が、
パンをはじめとした小麦製品の常食で、
体内に腸の未消化物が多くなって炎症が起こり、
体内に通すべきでない物質を通してしまい、
異物に対する抗体を作ります。
そのせいで、全身の様々な組織が攻撃されてしまいます。
これをリーキーガット症候群といいます。
④パンに含まれる危険物質たち!
パンには多くの非常に危険な添加物が使われています。
- 砂糖
- 人工甘味料
- ベーキングパウダー
- 着色料
- 化学調味料
- 遺伝子組み換え(GMO)~たんぱく質の構造が変わっているため、
体は異物とみなして免疫システムで
攻撃することになり、
アレルギーを引き起こしたりする。 - グリフォセート~除草剤。GMO食品に使われています。
腸内の善玉菌を殺し、病原菌の成長を促します。
リーキーガット症候群を悪化させてしまいます。
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